1955-06-15 第22回国会 衆議院 運輸委員会 第21号
第一回の小委員会は去る四月一日開会し、運輸省の間島観光部長、厚生省森本国立公園部長の出席を求め、各省における観光行政の実情を聴取いたしました。
第一回の小委員会は去る四月一日開会し、運輸省の間島観光部長、厚生省森本国立公園部長の出席を求め、各省における観光行政の実情を聴取いたしました。
本日は、運輸省の間島観光部長も見えておりますので、御意見がありましたら、委員の方から聞いていただきたいのでございますが、私は自分の考えといたしましては、どうしてもこれを一元化さして、弾力性のある予算を持っているりっぱな一つの庁なり局なりを設けるくらいのところまで、この観光問題を取り上げていただかなければ、この問題はいつまでたっても同じことを繰り返しているのじゃないかと思います。
お説の通りに進んで行った方がいいと思いますが、これに加えまして、平山副会長あるいは横田常務理事、間島観光部長等に私はお願いいたしたいことは、幾多の協会あるいは審議会、組合等がありますけれども、現在まで横のつながりがとれていなかった。それがために思い思いの意見ばかり言っておりまして、先ほども申し上げました通り、進歩性が少いのじゃないか。
今間島観光部長が申しましたように、そういうふうな努力が続けられていっておるわけであります。同時に設備ばかりでなく、従事員のサービス、従事員の教養ということが大事になります。設備だけは観光客を受けられるようになっても、従事員が悪かったならば何にもならないので、そういう方面の努力も続けていかなくてはならぬと考えております。
また同時に、本日は間島観光部長においでを願おうと思いましたところ、貿易外輸出会議、この会長が村田省三さん、また部会におきましては、海運部会の秋山龍さん、あるいは船客部会におきましては飯野さん、観光部会におきましては横田巌さん、こういうお歴々がきょう何でも会合されて、今後観光問題を取り上げるようでございますが、これは非常にけっこうなことでございますけれども、かようにいたしまして膨大な資金をかけて、今後観光行政